コーナン商事株式会社

ご担当者様へのインタビュー

Honeywellの業務端末を導入する前に、御社が抱えていた課題についてお教えください。

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従来利用していたハンディターミナルは、Windows系のOSを搭載したテンキー付きの機器でした。ただ、OSのサポート終了や、メーカーでの生産終了の連絡を受け、次期端末について検討する必要が出ていました。そういった中、2021年3月からスタートした第３次中期経営計画では、店舗業務効率化が大きなテーマとなり、それを実現するため、新たに店舗業務用アプリケーションの構築・それを動かす業務用端末の導入という課題がありました。

Honeywellの業務端末導入するに至った経緯についてお聞かせください。

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各社から提案をいただいたデモ機をならべて本部員・店舗従業員に実際触ってもらい、アンケートを行い、ハネウェルのCT30がもっとも高評価でした。具体的には、薄型で持ちやすいサイズ、それでいて充分な大きさのディスプレイを備えている点、スキャナの反応速度、バッテリの容量などが評価されました。システム的な視点でも、Goolge社の認定を受けている端末である点、モデルとしてライフサイクルが長く、長期供給が可能な点、SIM通信やNFCでの通信が可能な点、また、肝心のコスト面でも優位となるなど、総合的に良くまとまった製品であったことを評価し採用するに至りました。アプリケーションの開発時点では、まだ正式発売前の新規製品でしたが、検証機を貸してもらい、計画通り進めることができました。

実際にHoneywellの端末とアプリケーションをどのように活用されていますか。

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今回の導入にあたり刷新した店舗業務用アプリでは、商品の詳細情報の検索や在庫検索を主に行っております。従業員の高齢化が進む中、お客様の多様な商品ニーズに対し正確な回答が求められるなど、店舗運営のハードルは上がっていますが、熟練した従業員でなくとも、画面を見て直感的な操作で正確に情報を呼び出す事が可能な業務アプリを目指して開発が行われました。その他にも外国のお客様とのコミュニケーション用に翻訳ボイスアプリやエリアマネージャーが使用するMicrosoft365（Teamsなど）まで幅広い業務に機器を使用しています。

導入効果などを教えていただけますか。

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多額の費用を投資するにあたり、導入効果を数値で集計できるよう店舗業務用アプリの構想段階から仕様に盛り込みました。一例としては店舗での商品検索回数と、フロアマップの参照回数。これらの数値をもとに2023年9月の分析結果として、従来の作業時間と比べて、店舗全体で3万9000時間に及ぶ業務時間の削減に寄与していると試算しています。Honeywell製Android OS搭載ハンディーターミナルを導入するにあたり、業務の根幹を担う店舗業務アプリの刷新を1つの大きなテーマとして持っていました。この業務用アプリケーションは、アジャイル開発により新規機能が完成次第、端末に配信し、業務利用をスタートしてもらいました。　今回構築した店舗業務用アプリの狙いは複数の課題を解決するために、構想期間も含め2年以上の歳月をかけて開発し、リリースに至りました。

端末を実際に使用する現場の皆さまからはどのような声が挙がっていますか。

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端末選定時から現場の声を優先し、汲み取ってきました。導入後もそれは変わらず、現場からは以下のような声が挙がってきており、企画・運用に携わる私たちにとっては期待以上の反応です。 ・売場に立つには商品検索機能が手放せない ・社歴の浅いアルバイトの早期戦力化ができる。 ・発注や伝票など端末上で完結する業務が増え、事務所へ　戻る、事務所で過ごす無駄な時間が減った。 ・タスク活用により業務の確実な完了確認と、部下の指示　内容の見える化による部下の良い視点を認識できた