データコレクタとは?

データコレクタとは?

データコレクタ|データ収集に特化したバーコードリーダー

データコレクタとは、バーコードデータを数万件保存できる手のひらサイズのバーコードリーダーです。バーコードデータを収集することに特化しており、高性能のバーコードエンジンや読み取ったバーコードのデータが確認できる液晶ディスプレイを搭載しております。女性の作業員の方でも快適にご利用いただける小型・軽量設計、ネックストラップを装着することで首からさげた状態でのご使用も可能です。

Datacollector

KDCシリーズ|データコレクタのパイオニア

業界標準のデータコレクタ

米ニュージャージーに本社を構えるKOAMTAC(コムタック)社製のデータコレクタ・KDCシリーズは2002年から開発が始まりました。KDCは【KOAMTAC Data Collector】から来ています。今では世界30カ国以上で使用され、データコレクタのパイオニアとして国内外で高い評価を得ているKDCシリーズですが、開発当初はバーコードリーダーとハンディーターミナルの中間という立ち位置が理解されず、ユーザーからの評価は厳しいものでした。製品リリース直後からアメリカ国内だけでなく日本でも使用されているため、日本のユーザー様の現場の声・厳しい要求に応えることで改良を重ねてきました。

ハンディーターミナル・PDAとの違いは?

業務用スマートデバイスであるハンディーターミナルやPDAなどは、在庫管理システムや社内の基幹システムのマスターデータとの連携など、パソコンと同様に高度なアプリケーションを使用することができます。

それに対しデータコレクタはバーコードデータの収集と簡易アプリケーションに機能を制限させることで、本体サイズの小型化とコストを抑えた機器導入が可能です。ハンディーターミナル・PDAではオーバースペックであった業務にご利用いただけます。

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両手が自由に使える|ウェアラブルスキャナ

ハンディーターミナルやPDAと比べ、データコレクタは小型・軽量なため、ウェアラブル・グローブに装着することで倉庫内業務などで両手が自由に使えるウェアラブルスキャナとしてご利用いただくことが可能です。作業者に合わせ調節可能な右手・左手グローブのご用意があり、データコレクタ部分は取り外しが可能なためグローブ部分を使いまわす必要がなく、衛生面からも安心してご利用いただけます。

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データコレクタの使いかた

バーコード・スキャンボタンを押すだけ

基本的な使用方法はバーコードリーダーと同じで、スキャンボタンを押すことでバーコードを読み取ることができます。読み取ったバーコードデータは*液晶ディスプレイに表示され確認することができるため、初めてデータコレクタを使うかたでもかんたんにご利用いただけます。

*一部の液晶ディスプレイ非搭載モデルを除く

Bluetooth接続でワイヤレス・バーコードリーダーへ

KDCデータコレクタはお使いのパソコンやスマートフォンにBluetooth接続することでワイヤレス・バーコードリーダーとしてご利用いただけます。

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パソコンにデータを転送

データコレクタに保存したバーコードデータは、エクセルファイルやテキストデータとしてPCにデータ転送が可能です。読み取ったバーコードデータだけでなく、読み取った時刻や作業者ID、データ数量などをバーコードデータに紐付けで転送可能です。

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開発不要|すぐに使えるアプリケーション

KDCデータコレクタにはバーコードデータ収集モードの他、開発不要ですぐに使える4つのアプリケーション【ポカヨケアプリ、棚卸アプリ、データベース照合アプリ、PICK/BINアプリ】があります。

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なかでもポカヨケアプリは物流企業様での送り状Noチェック、病院・薬局様での投薬チェック、部品メーカー様でのピッキングチェックなど、様々な業務にご利用いただいております。
ポカヨケに特化した専用のデータコレクタ・KDC300-PYをご用意しております。【ポカヨケ】専用KDC300-PYに関してはこちらの記事もご参照ください。

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この記事を書いた人

松岡 泰樹

松岡 泰樹

【じ】編集長 兼営業部SDR(セールスディベロップメントチーム) マネージャー。ひとり編集部として、イラスト制作からライティングまで全工程を担当。SDRでは導入前の機器選定・評価サポートから、現場改善支援、協業パートナーと連携したDX支援に従事。