SoM(System on Mojure)とは?
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SoM|システム・オン・モジュールとは?
OSイメージからCPUやMemory、USBなどのインターフェースが一体となったボード=【小型の組込コンピュータ】を指し、工業用機械などの組込システムの開発や実装を高速化するために用いられています。
LinuxベースのSoMが一般的で、各メーカー毎に開発/実装ソフトウェアが用意されており、開発時間と個別カスタマイズなどの労力の削減を目的として使用されております。
System-on Moduleの読み方・なんの略?
SoMは【System on Module】の略で、日本でも【システム・オン・モジュール】とそのままの読み方で使われています。
SoMとSoCの違いは?
【SoM】に似たワードとして【SoC】があります。【SoC】は【System on Chip:システム・オン・チップ 】の略で、文字通りの単一のチップの集合体であり、マイクロコントローラーなどのボードにはんだ付けして使用されるのが一般的です。
それに対し【SoM】は、【SoC】に加えて、メモリ、クロッククリスタル、パワーレギュレータなどのサポートコンポーネントを備えたボードです。SoMはあくまでも小型の組込コンピュータですので、単体で使用するわけではなく、最終製品の一部品として組み込まれて動作します。
SoMを用いたHoneywell製ハンディーターミナル・PDA
Honeywell・Google・Qualcommの3社間の強力なパートナーシップ提携により、SoMを用いたHoneywell製ハンディーターミナル・PDA(Mobility Edge™)は業界最長の製品ライフサイクルを実現いたしました。昨今、CPU・OS・のアップデートが短縮化される中、3社のパートナーシップ提携により、Andoroid OreoからAndroid 11までのOSサポートが可能となり、業務端末を長期間安定してご採用いただけます。
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