TCO(Total Cost of Ownership)とは?|購入から廃棄までの費用の総額

TCO(Total Cost of Ownership)とは?

TCOとはTotal Cost of Ownershipの略で主に電子機器やPCソフトといった製品やサービスの、購入から廃棄(サービス解約)までにかかる費用の総額=総所有コストを指します。製造メーカーによって耐用年数の違う電子機器や月額・年額で契約し使用するソフトウェア・サービス(SaaS)が急増してきたことから、導入時にかかる費用だけでなく運用後にかかる費用やリスクも考慮すべき費用として把握すべき重要な情報であるということからTCOという言葉をよく耳にするようになりました。

DCとは

TCOは氷山で考えると分かりやすい?|見えるコストと見えづらいコスト

TCOを算出する際には氷山を例に考えると分かりやすくなります。【氷山の一角】という慣用句があるように、海に浮かぶ氷山は海面から見える部分の全体の約10%程度と言われており、そのほとんどが海面下に隠れております。TCOを算出するときにも見えるコスト=氷山の一角、見えづらいコスト=海面下に隠れている氷山、に分けて考えるとコストやリスクの把握がしやすくなります。

DCとは

見えるコストと見えづらいコストの一例

以下にあげるのはTCOを構成する見えるコストと見えづらいコストの一例です。

DCとは
見えるコストの一例
  • 電子機器本体の代金
  • ソフトウェア代金(契約料や開発費)

 
見えづらいコストの一例

  • 維持や管理にかかるコスト
  • 導作業者が端末やソフトを使いこなせるまでに必要なトレーニングにかかる時間
  • 製品やソフトをセットアップするのにかかる時間ト
  • 不具合や故障が発生したときのコスト(リスク)
  • トラブルが発生したときのコスト(リスク)
  • 不具合・故障・トラブルを事前に対策にかけるコスト(保守費やバックアップ)
  • 次期買い替えを見越した乗り換えコスト(リスク)

見えるコストには電子機器の本体代金などの初期費用(イニシャル・コスト)、見えづらいコストには維持費や管理費(ランニング・コスト)に加えて学習コストやや修理保証などの保守費や故障やトラブル発生時の機会損失やリスクなどが含まれていますね。

 

TCOを実例で考える|業務端末のTCOとは?

実際のTCO算出をハンディーターミナルやPDA(業務用スマートフォン)を例に考えてみましょう。

DCとは
業務端末の見えるコスト
  • 端末本体・アクセサリの費用
  • ソフトウェア・アプリケーション開発費

 
業務端末の見えづらいコスト

  • 運用・修理保守
  • 使用可能年数(耐用年数・対応OS)
  • 端末の互換性・現場トレーニング
  • 継続購入の可否
  • 使用開始までにかかるキッティング・コスト
  • 障害発生時のオペレーションコスト
  • 障害によるビジネス機会損失
  • パフォーマンス障害の機会損失
  • 障害検知遅れによる機会損失
  • 業務用途外の使用によるセキュリティ・リスク

業務端末では圧倒的にTCOを抑え、Honewell製品が他社の追随を許さないコストパフォーマンスを発揮することが出来る最大の理由がこちらのページ【Mobility Edge™とは?|Honeywell製ハンディターミナル・PDAが選ばれる理由】に隠されています。また、業務端末導入時に課題となる注意するべき内容をこちらのページ【ハンディーターミナル・PDA導入 10の課題】にまとめておりますのでハンディーターミナル・PDA選定時の参考になれば幸いです。

TCOを算出して最適な製品・サービスを選定する

電子機器やソフトウェアを導入・検討する際にどうしても端末代金やソフト開発費などの初期費用(イニシャル・コスト)に目が行ってしまいがちですが、導入後の運用を見越したうえでTCOを算出することが最もコストパフォーマンスに優れたな製品・サービスを選択できるでしょう。

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この記事を書いた人

松岡 泰樹

松岡 泰樹

【じ】編集長 兼営業部SDR(セールスディベロップメントチーム) マネージャー。ひとり編集部として、イラスト制作からライティングまで全工程を担当。SDRでは導入前の機器選定・評価サポートから、現場改善支援、協業パートナーと連携したDX支援に従事。