工業用バーコードリーダーとは?

工業用バーコードリーダーとは?

工業用バーコードリーダーとはその名の通り、製造工場や物流倉庫などで使用することを目的として設計されたバーコードリーダーです。Honeywell製の工業用バーコードリーダーでは、一般的なバーコードリーダーと比べ、筐体性能とバーコード読み取り性能の2つの点で違いがあります。
 

筐体性能の違い

水や落下に強い?|防塵防水・耐落下性能

工業用バーコードリーダーはさまざまな現場で安心して使用できるよう、高い防塵防水性能と衝撃に対する耐落下性能を備えています。
製造工場の洗浄ラインでの水流の強いシーンでの使用や、万が一作業中に落ちてしまった場合でも正常に動作する逞しい設計となっています。

熱さにも強い?|耐熱構造

製造工場のラインなどの50度近い高温環境下でも使用可能な耐熱構造を備えています。手で持って使用することが前提のため、100度を超えるような超高温度帯での使用は出来ませんが、50度までの高温環境下であれば安定して動作する設計となっています。

冷凍倉庫でも使用可能?|耐凍性能

冷凍倉庫内などのマイナス環境では電気抵抗が大きくなり、一般的なバーコードリーダーでは正常に動作しない、あるいは使用後数週間で使えなくなるといったように、使用する温度が故障の原因となります。Honeywellの工業用バーコードリーダーの中には、Fクラスの冷凍倉庫にも導入可能な-30℃環境で正常動作する製品があります。

*F(フリーザ)級クラス:-20℃から-40℃。設定温度は保管される食材により異なります。

最大100mのBluetooth通信が可能?

工業用ワイヤレス・バーコードリーダーには、*最大通信距離100mの高性能Bluetooth Class1モジュールが搭載されています。工場や倉庫内で通信クレードルや接続デバイスと距離が離れる運用時にも、安定したデータ通信が可能です。

※Bluetoothの規格上、使用環境や接続デバイスに影響を受けるため、実際の通信距離が異なります。

 

バーコード読み取り性能の違い

バーコードエンジンを選べる?

工業用バーコードリーダーでは、読み取り対象の種類や読み取り対象までの距離といった現場の運用に合わせ、バーコード読み取り特性の違う複数のバーコードエンジンから最適な製品を選択できます。

DPM(直接印字)が読み取れるDPMモデル

DPMモデルの工業用バーコードリーダーは、一般的なバーコードリーダーでは読み取りが困難なDPM(ダイレクト・パーツ・マーキング)を読み取ることが可能です。金属部品に直接印字されたバーコードや、基板に直接印字されたバーコードなど、対象物により最適な照明を自動でコントロールし読み取ることが可能です。

DPMモデルの
工業用バーコードリーダー

 

最大16m離れた距離を読み取る|ロングレンジモデル

ロングレンジモデルの工業用バーコードリーダーは、最大16mまで離れた距離にあるバーコードをオートフォーカスで読み取ることが可能です。物流倉庫などでフォークリフトに乗ったままバーコードの読み取りを行うことや、5mを超えるようなラック(棚)に張り付けられた管理用のバーコードの
読み取りを行えます。

ロングレンジの
工業用バーコードリーダー

 

近くも遠くも高速読み取り|最新モデル – フレックスレンジモデル

フレックスレンジモデルの工業用バーコードリーダーは、現場で読み取ることが最も多い手元から10mの近~中距離を高速で読み取ることを想定され設計されています。最適な焦点で読み取りが出来るようカメラを2つ搭載したフレックスレンジのHoneywell最新バーコードエンジンを搭載しています。

フレックスレンジの
工業用バーコードリーダー

 

タグ:
  • Tweet
  • Share
  • LINE

この記事を書いた人

【じ】編集部

【じ】編集部

自動認識の【じ】編集部が執筆しております。「自動認識(じどうにんしき)業界をみじかに」をコンセプトに、ニッチな業界の旬な情報をなるべく分かりやすくお届けすることを心掛けている編集部です。