RAIN RFIDとは?|RFIDの国際規格
この記事の目次
RAIN RFIDとは?
RFIDの国際規格
RAIN RFIDとはRFID技術の国際的な規格統一のため、世界各国のメーカーが集い設立されたRFID規格の企業提携団体です。
RAIN RFIDの読み方・なんの略?
RAIN RFIDは【れいん・あーるえふあいでぃー】と読みます。RFIDの正式名称である【RAdio frequency IdentificatioN】から来た頭字語です。
RAIN RFIDのビジョン・目的は?
WiFiやBluetoothもそれぞれ国際的な統一規格(WiFi Alliance/Bluetooth SIG)に則り、各国のメーカーが製品を製造しています。そのおかげでどこの国にいってもスマートフォンでWiFiが使えたり、海外メーカー製のイヤホンでもBluetooth接続ができたりと私たちがより便利な生活をおくれています。RAIN RFIDもWiFiやBluetoothなどの無線技術と同じように国際的な統一規格を設け、その規格に則ってRFID製品を製造することで、ユーザーがRFID製品を利用しやすく、またさまざまなマーケットや現場にRFID製品が導入されることで、企業や消費者が製造品や日常生活で使用する商品を識別、特定、認証、関与をRFID技術を使用してできるようにすることを目的としています。
RAIN RFIDはISO/IEC規格に準拠
RAIN RFIDは読み取り対象となる【RFID タグ/ラベル】、タグやラベルの読み取り機器である【RFIDリーダライタ】、そして実際のシステムとなる【RFIDを使用したソフトウェア/アプリーケーション】の3分野が対象で、全てISO / IEC18000-63として標準化したGS1 UHF Gen2プロトコルを使用することが規定となっております。
RAIN RFIDと日本の法律は別モノ!?
RAIN RFID機器というだけでは日本国内では使えない
国際的な統一規格であるRAIN RFIDですが、RAIN RFIDに対応した【RFIDリーダライタ】だからといって全ての製品が日本国内で使用できるわけではありません。国内の使用には電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマーク・通称【技適マーク】がついた製品でなければいけません。この技適申請は一般的に製造メーカーもしくは日本国内の輸入企業が申請を行う必要があります。
技適に関する詳細は総務省 電波利用ホームページよりご確認いただけます。
https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/index.htm
電波法違反は利用ユーザーが対象
技適マークの取得はRFID機器の製造メーカーもしく日本国内の輸入企業が行いますが、仮に技適マークのないRFID機器を国内で使用した場合、電波法違反となるのは誰でしょうか?
その答えは機器を使用したユーザーが対象です。
この電波法は各国に存在し、それぞれの国で定められた法律に則り、機器の審査登録が行われています。アメリカのFCCマークやヨーロッパのCEマークなど、見たことのある方も多いのではないでしょうか?
RFID機器を利用するユーザー側も申請が必要
電波法・技適マークとは別に、高強度の電波を発するRFIDリーダライタ(UHF帯:251mW以上)は機器を利用するユーザー側での機器の利用登録申請が必須となっております。使用するRFID機器により、登録窓口や申請方式が異なります。弊社取り扱い製品であれば申請に関する手続きや書類作成に関するサポートなども行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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