追記:2020/02/14

Mobility Edge™とは?|Honeywell製ハンディターミナル・PDAが選ばれる理由

Mobility Edge™とは?

Mobility EdgeはHoneywell製ハンディーターミナルやPDAなどの業務端末向けに、ハードウェア・ソフトウェア両面で業界最長となる7世代のOSをサポートする製品ライフを提供し、長期間安定して業務端末を採用可能にしたプラットフォームです。
Honeywell・Google・Qualcommの3社間の強力なパートナーシップ提携により実現しました。

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CPU、Memory、WWAN/WLAN、Bluetooth、NFC等のコンピューティング・通信機能をモジュールボードレベルで共通化(SoM:System-on Module)し、業務で必要となるソフトウェアのサポート・認証の効率化を可能にしています。Mobility Edgeに対応したHoneywell製ハンディーターミナル・PDAであればどの端末を選んでも機種別に個別対応を行う必要がなく利用可能なため、IT部門の負荷を大幅に軽減します。

Honeywell製ハンディーターミナル・PDAが長期供給可能な理由

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全世界40カ国以上、ハンディーターミナル・PDAの出荷位台数が年間70万台を超え、世界的なシェアを持つHoneywellだからこそ、数十万台を超える年間出荷数量のコミットが可能となり、OSイメージ(メイン基盤)レベルでの開発とパートナーシップ連携が実現しました。

 

Mobility Edgeで何ができる?|継続性と互換性

継続的なOSアップデート|端末入れ替えが不要

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Mobility Edgeシリーズの最大の特徴である業界最長の7世代OSのサポートにより、端末変更せずに継続的なOSアップデートに対応可能です。SaaSのアプリケーションをご利用の場合であってもOS/Appのメジャーアップデートに端末変更せずに対応していくことができます。
一般的な業務端末の場合、2世代もしくは3世代のOSメジャーアップデートにしか対応していないため、2年周期での端末の総入れ替えが必要となります。

OSの※ダウングレード導入|ネイティブアプリに最適

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運用開始後に端末の追加導入が必要となった場合でも、初回導入時と同じOSにダウングレードして導入を行うことが可能です。自社専用アプリ(ネイティブアプリ)を使用されている場合など、OSのメジャーアップデードが行われるたびにプログラムの改修、端末の動作確認などにかかるITシステム部の負担が軽減されます。

※現状OS10からOS7.1までのダウングレードは確認しておりますが、OSのダウングレードにおいてはセキュリティの観点からGoogle社は推奨しておりません。今後OSのダウングレード範囲が制限される可能性があるため保証は出来ません。

端末の互換性|現場毎に最適な端末

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Mobility Edgeシリーズの端末は全て同じモジュールが使用されているため、ハンディーターミナル・PDA・車載端末などどれを選んでも互換性があり現場に最適な端末を選ぶことができます。OSのメジャーアップデート時でも1機種の動作確認を行えば他の機種でも動作保証ができるためITシステム部の負担が軽減されます。

Mobility Edgeが業務端末・スマートデバイスの課題を解決

スマートデバイスの課題その1|便利な時代の落とし穴

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私たちが日々使用するスマートフォンは1年毎にメーカーから最新機種が発表され、ガラケーを使っていた10年前と違い、製品ライフサイクル(製品寿命)が大幅に短くなっています。
業務端末でも同様に製品ライフサイクルが短くなり、それにより「1年前に導入した端末と今年導入した端末の動作が違う」、購入時期に数ヶ月差があるだけでOSが異なり「一部の端末でアプリケーションが動かず、エラーが起こる」といった問題などが発生し、対応に追われるIT部門の負担が大きくなってしまうことが問題となっています。

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Mobility Edgeに対応したHoneywell製ハンディーターミナル・PDAであればAndroid NからAndroid 13の最大7世代のOSを長期供給を保証、Google社のセキュリティーパッチは2025年までサポートいたします。
 

スマートデバイスの課題その2|現場によって最適な端末が違う

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運用現場・環境によって最適な業務端末は異なります。フォークリフトを使用する物流倉庫などの現場では車載端末タイプのデバイスが必要となり、堅牢性やキー入力が求められる業務ではハンディーターミナル、スマートフォン感覚での作業が求められる小売店ではPDAなど、求められる業務端末の種類はさまざまです。業務端末が異なると端末毎の個別設定・個別カスタマイズが必要となりIT部門の負荷が増えるばかりでした。

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このような製品間でのサポート増を軽減させ、長期間安定して業務端末を採用いただくことを目的として、Mobility Edgeが生まれました。Mobility Edgeに対応したHoneywell製ハンディーターミナル・PDAであればどの端末を選んでも機種毎に設定やカスタマイズなどの個別対応を行う必要がなく、IT部門の負荷を大幅に軽減します。

【まとめ】Mobility Edgeの特徴

  • Android NからAndroid 13の7世代のOSを長期供給を保証
  • 現場ごとに違う業務端末(ハンディーターミナル・PDA)でも同一設定・アプリケーションが使用可能
  • ハードウェア・ソフトウェアの両面でセキュリティ・信頼性を確保
  • 常に最新のAndroidセキュリティーアップデートに対応

 

Honeywell製ハンディーターミナル・PDAは端末毎にユニークな特徴

Hoeneywell製ハンディーターミナル・PDAは、衝撃やほこりなどに対する保護機能を備え、厳しい環境にも耐え得るよう設計されたタフな端末です。製造現場や物流倉庫など、過酷な環境でも使用できるような本体設計の機器は、-30度の冷凍倉庫でも使用可能な機器や3mの高さから落としても壊れない端末など、運用環境に合わせて業務端末ならではのユニークなラインナップがあります。

Googleお墨付きの端末!?

また、Honeywell製ハンディーターミナル・PDAはAndroid Enterprise Recommendedのプログラムを採用した端末が多数ございます。
Android Enterprise Recommendedとは企業向けの厳しい要件を満たす、Google によってバリデーションされた Android 搭載端末とサービスを、企業の皆様に自信を持って選択、配布、管理していただくためのプログラムです。です。つまり、Googleの厳しい審査項目を通過したビジネスレベルで使用できるGoogleお墨付きの端末といったところでしょうか。

ご評価デモ機を潤沢にご用意しております。ページ下部の【製品紹介】から、製品の詳細ページをご覧いただけます。

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この記事を書いた人

松岡 泰樹

松岡 泰樹

【じ】編集長 兼営業部SDR(セールスディベロップメントチーム) マネージャー。ひとり編集部として、イラスト制作からライティングまで全工程を担当。SDRでは導入前の機器選定・評価サポートから、現場改善支援、協業パートナーと連携したDX支援に従事。