WEBアプリケーションとは?|特徴と仕組み

WEBアプリケーションとは?

WEBアプリケーションとは?
WEBアプリケーションとは、その名の通りWEBの仕組みを利用し、通常インターネットを見るのに使用するGoogle Chrome®やMicrosoft Edge®などのWEBブラウザから利用するアプリケーションです。WEBブラウザから利用するため、WEBアプリケーションも広義の意味ではWEBサイトの一つですが、一般的にWEBサイトと呼ばれるものは企業のホームページや商品の紹介ページなどを指すのに対し、WEBアプリケーションはWEBブラウザを使用した多機能かつ高機能なWEBサイトを指します。

【じ】編集担当
【じ】編集担当
WEBブラウザとして有名なIE(Internet Explorer)が本日2022年6月16日(日本時間)を持ってサポート終了というニュースが世間を賑わせています。1995年にリリースされ世界中で長年愛されてきたIEの終了は、感慨深いものがありますね。

身近なWEBアプリケーション

《WEBアプリケーション》と《WEBサイト》の違いに明確な定義はありませんが、身近なWEBアプリケーションの中には動画閲覧やコメント機能のついたYoutube®や、メールの送受信などが出来るGmail®などが挙げられます。企業向けのWEBアプリケーションにはオンラインでリアルタイム更新が出来る表計算アプリのGoogle社のスプレッドシート®や、営業支援ツールや顧客管理システムで有名なSalesforce®などが挙げられます。

WEBシステムとWEBアプリケーション

WEBアプリケーションはWEBシステムと表記されることもありますが、どちらも同じ意味合いで使われています。PCで使われる場合にはWEBシステム、Android OSを搭載したハンディーターミナルなどのモバイル端末で使われる際にはWEBアプリケーションと呼ばれることが多いです。

WEBアプリケーションはどのような端末で使われる?

WEBアプリケーションとは?
WEBアプリケーションはWEBブラウザで使用できるため、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのモバイル端末などで利用されています。

ハンディーターミナルでもWEBアプリケーションの採用増加

WEBアプリケーションとは?
Android OSを搭載した機器が主流となっている昨今のハンディーターミナルは、Androidスマートフォンと基本操作が同じのため、すでにスマートフォンでWEBアプリケーションを利用していたといった場合には大幅な改修をせず、機器だけハンディーターミナルへ移行される事例もあり、WEBアプリケーションを採用する企業が増えています。

ハンディーターミナルの主な機能や特徴に関してはこちらの記事:【ハンディーターミナルとは?|何ができる?】にまとめておりますので合わせてお読みください。

WEBアプリケーションの仕組みと開発言語

WEBアプリケーションを使用する際はWEBブラウザの操作のみ行いますが、その裏側では3層アーキテクチャ(3層構造)と呼ばれる仕組み(システム構造)で動いており、WEBブラウザでの操作に応じてWEBサーバー・APサーバー・DBサーバーが連携しています。3層アーキテクチャでは、WEBブラウザへの画面表示などユーザーインターフェイスとなる《プレゼンテーション層(WEBサーバー)》、業務処理を行う《アプリケーション層(APサーバー)》、データ処理や保管を行う《データ層(DBサーバー)》に分類され、それぞれフロントエンド(クライアントサイド)と呼ばれるWEBブラウザ側の表示などを担う担当者と、バックエンド(サーバーサイド)と呼ばれる各サーバーの処理に分かれて開発が行われています。

 

WEBアプリケーションとネイティブ・アプリケーション

WEBアプリケーションとは?
WEBアプリケーションはネイティブ・アプリケーションと比較されることが多いです。ネイティブ・アプリケーションとは、Google Play Store®などからダウンロードできる、いわゆる「アプリ」のことを指します。特にハンディータミナルなどのビジネス現場で使われる端末の導入・運用検討時には、どちらのアプリケーションで業務で行うかによってIT部門の担当者や導入を検討される担当者が考慮すべきポイントが異なってきます。最近では、WebサイトをWebアプリのように利用できるPWAという技術や、オープンストリーム社が開発しているBiz/BrowserなどのWEBアプリケーションをネイティブ・アプリケーションのように動かすといったソリューションもあります。

ハンディーターミナルにおけるWEBアプリ・ネイティブアプリの違い

WEBアプリケーションとは?
一般的なWEBアプリケーションと、ネイティブ・アプリケーションをハンディーターミナルで動かした場合のUI(画面表示)の違いです。ハンディーターミナルでWEBアプリケーションを動かすにはWEBブラウザ・アプリを使用することになりますが、一般的なWEBブラウザ・アプリでは画面上部にはURLバー、画面下部にはフッターメニューが自動で表示されます。一方でネイティブ・アプリケーションの場合、WEBアプリケーションで表示されていたURLバーやフッターメニューは*表示されません。

*アプリの作り方によっては、表示させることも可能です

 

世界で選ばれるHoneywellのハンディーターミナル

現場の改革を求められるDXの時代に、Honeywellのハンディーターミナルが世界中で採用されています。他メーカーにはないHoneywell製ハンディーターミナルの特徴である業界最長のOSアップデート対応(Mobility Edge)により、機器を長く使用することができ、中長期での大幅なコスト削減を実現します。その他、詳細は以下のハンディーターミナル専用サイトにてご確認いただけます。

ハンディーターミナル専用サイトへ

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松岡 泰樹

松岡 泰樹

【じ】編集長 兼営業部SDR(セールスディベロップメントチーム) マネージャー。ひとり編集部として、イラスト制作からライティングまで全工程を担当。SDRでは導入前の機器選定・評価サポートから、現場改善支援、協業パートナーと連携したDX支援に従事。